自然開口bet365 ハンディキャップ」製造販売承認取得

株式会社大塚製薬工場（本社：徳島県鳴門市、代表取締役社長：小笠原信一）は、bet365 ハンディキャップ機器である自然開口^※1bet365 ハンディキャップ_®」（以下、本製品）の製造販売承認を6月19日に取得しましたのでお知らせいたします。

本製品は、bet365 ハンディキャップ消化管内の処置、治療において、内視鏡を通して消化管内に注入し、血液などにより生じる内視鏡の視野不良を改善するための、適度な粘性を持つゲル状の製品であり、自治医科大学の矢野医師らのグループの報告^※2を基に開発した、類似品のない革新的なbet365 ハンディキャップ機器です。

消化管などを内側から直接的に観察できるbet365 ハンディキャップを用いた検査や治療は、外科的な手法と比べて患者さんの身体的・精神的な負担が少ないこともあり、医療現場で一般的に行われています。bet365 ハンディキャップで消化管内を詳細に観察するためには良好な視野が求められますが、出血や食物残渣などにより視野が不良になる場合があります。通常、観察部位を見やすくするため送気や送水などが行われますが、血液や凝血塊^※3混じりの液体が消化管内にたまってしまった場合や、大量出血の場合などは、観察部位の良好な視野の確保が困難になります。

このような場合、透明で適度な粘性を持つゲル状の本製品を内視鏡の先端から注入することにより、内視鏡前面に透明な空間が作り出され、良好な視野を確保できます。これにより、これまで視野不良によって内視鏡治療が困難であった状況においても止血術などの内視鏡治療が容易となり、bet365 ハンディキャップ治療へ貢献することが期待されます。

大塚製薬工場は今後も手術周辺領域のbet365 ハンディキャップを推し進め、革新的な製品を創出することで、医療への貢献を目指してまいります。

大塚グループは、"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

※1 口や鼻など、人体に備わった自然の開口部。

※2 Tomonori Yano et al.: Gastrointest Endosc. 2016 Apr;83(4):809-11. doi: 10.1016/j.gie.2015.09.048.

※3 血液中の血小板、たん白、細胞が互いに固着し合うことにより形成される血液の塊のこと。